よくあるご質問

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トラブルFAQ
製品の不具合の多くには、お客様ご自身で解決できるものが多数含まれております。以下に示すものは、過去の実績に基づき一部とりまとめたものです。無駄な修理費用を発生させない為にも、是非、一度ご確認ください。以下の対応で不具合が回避できない場合には、下記の各事業所のサービス部門、もしくはトラブルサポートメールアドレスまでご相談願います。
 
◆本社サービス課(所在地:東京都文京区)
TEL:03-3831-7599/FAX:03-3832-0633
 
◆大阪営業所(所在地:大阪府吹田市)
TEL:06-6337-0600/FAX:06-6369-2166
 
◆茨城営業所(所在地:茨城県つくば市)
TEL:029-855-1181/FAX:029-855-0888
 
◆名古屋営業所(所在地:愛知県名古屋市)
TEL:052-788-7770/FAX:052-788-7771
 
◆神奈川営業所(所在地:神奈川県藤沢市)
TEL:0466-29-0701/FAX:0466-29-0702
 
◆トラブルサポートメールアドレス
tbl-support@nihon-freezer.co.jp

よくあるご質問

  • KGT-4010HCでコントロールパネルの「HACCP」マークが点滅している。また、温度表示部に庫内温度と「HA」あるいは「HF」が交互に表示されている。
  • A HACCP」マーク点滅の解除方法
  • 全く冷えない(温度表示部や庫内灯も点灯していない)。
  • A 電源プラグが抜けていないか?、ブレーカーが落ちていないか?、停電になっていないか?、本体の電源 ON/OFFスイッチがOFFになっていないか(ON/OFFスイッチがない製品もあります)?等、電源供給元をよく確認してみてください。よくあるクレームで、サービスマンが現場へ出向いた結果、電源供給元が原因であったケースは多々報告されています。なお、他の電化製品を、現在不具合が起きている製品が接続されているコンセントにつなぎ込み、その作動の有無を確認することで、不具合の原因が、電源供給元なのか、本体そのものなのか、ある程度の判断が可能となります。
    (該当製品:当社製品全般)
  • 冷えが不十分(設定温度まで下がらない)。
  • A
    (1) 庫内に物を詰め過ぎていませんか。特に冷気循環方式(庫内にファンが付いている)の製品では、庫内の物の詰め過ぎは、冷気循環の妨げとなり、冷却不良の原因となります。冷気が循環できるように保存物を適量、庫内から取り出して、様子をみてください。
    (該当製品:庫内にファンが付いている製品)
       
    (2) 室内温度が高くないですか。ほとんどの製品は、周囲温度が+30℃以下で所定の冷却性能を発揮できるように設計されていますが、極力周囲温度は 20℃~25℃に保つことが望ましいです。夏季のように外気温度が+30℃以上になるような場合は、冷却能力の低下は否めません。エアコンを使用する等、外気温度を下げる工夫をしてみてください。
    (該当製品:当社製品全般)
       
    (3) 製品が壁に密着した状態で設置されていませんか。設置スペースに余裕(隙間)がないと、放熱不良を起こし、冷却能力を十分に発揮できない場合があります。設置スペースとして、背後15cm、両サイド10cm、天井は30cm以上確保することをお勧めします。
    (該当製品:当社製品全般)
       
    (4) フィン付きの放熱器(コンデンサー)を採用している製品では、定期的に放熱器あるいはフィルターの清掃が必要となります。この清掃作業を怠ると、放熱不良を起こし、冷却能力は低下してしまいます。機械室内の放熱器をご覧いただき、汚れ・ホコリが確認された場合には、清掃を実施して見てください(詳細、各取扱説明書参照)。清掃する際には、必ず電源をお切りください。また、放熱器のファンモーター不良の時にも、冷却不良を起こします。「Q9機械室から異常音がする。」のA9−2も参照してください。
    (該当製品:保冷庫NRシリーズ、薬用保冷庫RCシリーズ、クロマトチャンバーMCシリーズ、超低温槽の旧タイプ)
       
    (5) 常温のサンプルを多量に庫内へ入れませんでしたか。このような場合には、庫内温度は一時的に上昇し、その保管量によっては、温度警報を発報する場合もあります。1~2時間程度、時間をおいてから温度の推移を確認してください。
    (該当製品:当社製品全般)
    また、蓄冷剤のようにマイナスの温度でも凝固し難いものを多量に保管した場合には、昼夜かけても凍結しない事があります。これは、製品の冷却能力に対して負荷が大き過ぎるためです。このような使い方は、製品の故障に繋がりますのでお止めください。
  • ガラス扉に水滴が付く。
  • A 梅雨時期及び湿度の高い室内に設置されている場合には、結露現象によりガラス扉に露が付くことがあります。これは、冷水を入れたコップの周りに水滴が付くのと同一現象で、故障ではありません。乾燥した布等で定期的に拭き取ってください。
    庫内温度を若干高めに設定する、エアコン操作により室内環境を低温・低湿にする、あるいはガラス面に扇風機等で風をあててやることで、ある程度軽減させることはできます。
    (該当製品:薬用ショーケース、薬用保冷庫、バイオショーケース等のガラス扉製品)
    また、保冷庫NRGシリーズには防露ヒーターが付いておりますので、防露ヒータースイッチを入れることで露付きを軽減させることができます。
  • 霜付が著しい。
  • A 自動霜取り機能が付いていない製品で、扉の開閉頻度が高く、湿度の高い時期(夏場)においては、ある程度はやむを得ない現象です。また、自動霜取り機能を有している製品でも、劣悪な環境下に設置されている場合や扉の開閉頻度が著しく高い場合においては、着霜スピードが機械的な除霜スピードを上回り、やむなく残霜してしまうケースもあります。
       
      まずは、扉を閉じた状態で扉のパッキンと本体の間に隙間がないか確認してください。隙間があると湿気を含んだ外気が庫内へと侵入し、霜が形成されます。この霜を放置しておくと更に霜は増え、扉の閉まりが更に不十分となり、また霜が付くという悪循環に陥ってしまいます。このような場合には、一旦電源をOFFにし、完全に霜を取り、乾燥した布等で水分を完全に拭き取ってください。また、電源を入れたまま、霜取りを行う場合は、霜取り用のヘラを使う等して、鋭利なもので霜を除去するのは、避けてください。鋭利なものを用いますと、蒸発器や冷媒配管を損傷しガス漏れを起こす可能性が非常に高くなります。
       
      なお、戸当り部に形成された霜の影響で、パッキンに歪み(くせ)が生じていないか確認してください。歪みが確認された場合には、ドライヤー等でパッキンを暖めて、歪みを補正してください。補正しきれない場合には、パッキン或いは扉の交換が必要となります。扉の閉まりが不十分であると、霜付きを助長することがあります。「Q7扉が閉まりにくい。閉め忘れが多い。」のA7も参照してください。
    (該当製品:当社製品全般)
  • 冷蔵仕様の製品で庫内の保管物が凍ってしまう。
  • A 庫内を所定の温度(例えば+4℃)に冷やすために、庫内には局所的にマイナスの温度帯になる箇所が存在します。例えば、エバポレーター(蒸発器)の近傍や庫内の下方で冷気の循環が妨げられるような箇所では、設定温度に対して、低めの温度帯となっております。したがって、庫内の保管場所の工夫も行って見てください。
    (該当製品:冷蔵庫製品全般)
  • 扉が開かない。
  • A 扉を閉めた直後に再び扉を開けようとした時に、扉が開けられない状況になることがよくあります。これは、扉を開けた際に庫内へ進入した暖かい空気が、急激に冷やされることで暖かい空気が収縮し、庫内の圧力が一時的に低下することによるものです。すなわち、扉が庫内側へと引き付けられる現象です(陰圧状態)。庫内温度が低い製品ほど、その影響は大きいです。
    この様な時には、しばらく時間をおいてから扉を開けてください。お急ぎの場合には、扉のパッキンに指等を掛け、隙間を作り、外気を庫内へと侵入させてください。そうすることで、庫内の陰圧状態は回避され、扉は開放し易くなります。
    (該当製品:当社製品全般)
  • 扉が閉まりにくい。
  • A 本体の前側が、後ろ側に対して低くなっていませんか。本体が前かがみの状態で設置されている場合、扉の自重に対し引力が働くため、扉は自然に開く方向に動くこととなります。 問題解消のためには、本体前面に付いているアジャスター等を調整し、前側が後ろ側より少し高くなるくらいに調整してください。(図を参照)そうしますと、扉は引力で閉まる方向に動くようになります。アジャスターのみで調整しきれない場合等は、アジャスターの下に薄い木材やゴム板等を敷くことで調整することもできます。調整の目安としては、扉を開け静止した状態で手を離した時に、ゆっくりと閉まる方向へ扉が動く程度で結構です。実際の使用では使用者が閉める方向へ力をかけますので、これで扉は閉まることになります。
    (該当製品:当社縦型製品全般)
  • 床から水が出てくる。
  • A 機械室内に設置されている蒸発皿(ドレンパン)・排水バットが正しく設置されているか、或いはこれらから水がオーバーフローしていないか確認してください。またドレン配管が蒸発皿へと正しく導かれているか確認をしてください。 冷蔵仕様の製品の多くは、蒸発器にて冷やされた冷気をファンで攪拌する冷気循環方式を採用しております。このシステムにおいては、蒸発器にて発生した結露水及び除霜水を庫外へと排出するようになっています。また、庫外(機械室)へと導かれた水の処理方法としては、以下のとおり2タイプあります。
       
      ◆タイプA
    機械室へと導かれた水は、機械室内あるいは製品本体下部に設置されている排水バット(ドレンボックス)に貯留されます。バット内の水は定期的に除去する必要があります。
    (該当製品:保冷庫NRシリーズ、クロマチャンバーMCシリーズの旧タイプ、防爆冷蔵庫EPシリーズ)
       
      ◆タイプB
    機械室へと導かれた水は、冷凍機あるいは凝縮器の上部に取付けてある蒸発皿(ドレンパン)に一旦貯留され、これらの機器の熱により蒸発させるシステムです。基本的には、タイプAのように定期的に水を除去する必要はありませんが、湿度が高い時期や扉の開閉頻度が高い時には、蒸発がおいつかず、水がオーバーフローすることもあります。この場合は、蒸発皿を一旦取り外し貯留された水を除去してください。
    (該当製品:バイオメディカルクーラー、バイオショーケース、薬用ショーケース、薬用保冷庫、バイオマルチクーラー、ディープフリーザー、インペリアル大型冷蔵庫)
  • 機械室から異常音がする。
  • A
    (1) さまざまな要因がありますが、機械室内に異物が混入していないか確認してください。放熱用のファンモーターに紙などが絡まり異常音を発するケースもあります。このような場合には、必ず電源を一旦切ってから異物を除去してください。
    (該当製品:当社製品全般)
       
    (2) 放熱用ファンモーターの軸が劣化し、ファンの回転不良により異常音を発するケースもあります。このような場合には、ファンモーターの交換が必要となることから、サービスを手配してください。ファンモーターが完全に停止すると、放熱不良となり温度上昇の原因となります。応急処置として、機械室に向けて扇風機を回すことやファンモーターの軸に油を差す等が有効です。油を差す時は、必ず電源を一旦切ってから行ってください。
    (該当製品:当社製品全般)
  • 庫内が冷え過ぎてしまう。
  • A 製品によっては、スーパーフロスト機能(冷凍機連続運転機能)を有しているものがあります。冷凍機は、通常は設定温度を維持するためにON/OFF動作を繰り返していますが、このボタンが押されていると冷凍機は連続運転となり、設定温度以下まで冷えてしまいます。そのような場合には、スーパーフロストのスイッチをOFFにして、機能を解除してください。(詳細、各取扱説明書参照)
    (該当製品:バイオフリーザーGS・GSSシリーズ、バイオマルチクーラーKGN・KGTシリーズ、スーパーフリーザーSFシリーズ)
  • 手持ちの温度計で庫内の温度を測定したが、本体の温度表示と著しく異なる。
  • A 庫内温度は、測定する場所によって異なります。また、同一の場所でも温度は時々刻々変化しております。これは、多くの製品の冷却方式が冷凍機の ON/OFF制御によるためで、庫内温度は設定温度の上下を行ったり来たりしています(例えば、設定4℃に対し、制御幅は2℃~6℃)。すなわち、設定温度が一定で扉の開閉がなくても、現時点の温度と数分後の温度とでは異なります。また、温度は測定する温度計の種類(アルコール式、水銀式、熱電対式、サーミスタ式、金属抵抗体式)によっても、精度・応答性等の違いから若干の差が生じます。お手持ちの温度計で温度測定を行う場合には、感温部を製品の表示計のセンサーの近くに持って行ってください。ただし、それでもお手持ちの温度計と本体の表示が一致しないこともあります。
    (該当製品:主にデジタル表示機能を有する製品)
  • フリーザーを購入し電源を入れたが、デジタル表示部に温度が表示されず、"−"表示になっている。
  • A 電源投入後、庫内温度がプラスの領域のうちは、デジタル部の表示が"−"となる製品があります。その後、徐々に冷却が進行し、庫内温度がマイナスの領域になってからは、温度を数値表示するようになります。
    (該当製品:バイオフリーザーGS・GSSシリーズ、バイオマルチクーラーKGN・KGTシリーズ(冷凍側表示)、スーパーフリーザーSFシリーズ)
  • 電気工事等の関係で一時的に停電が発生するが、停電復帰後に製品も自動的に復帰するのか。
  • A 当社製品の全てが、停電復帰後に自動復帰します(ポータブルフリーザー SC-DF25Kを除く)。コントローラー等の特殊な操作をする必要はありません。ただし、一部の製品で停電等の痕跡を残す製品もあります。「Q14温度表示部に"nA"と表示が出ている。」を参照してください。
    (該当製品:当社製品全般)
  • 温度表示部に"nA"と表示が出ている。
  • A これは、事前に停電及び同等の事態(プラグ抜け等)が発生したことを意味します。ただし、正常に運転は復帰されていますのでご安心ください。 ファンクションキー(警報音OFF等の多機能キー)を一回押すことで、デジタル表示部に停電等の期間中に上昇した温度が表示されます。再度、ファンクションキーを押すと、現在の庫内温度が表示されます。(詳細、各取扱説明書参照)
    (該当製品:バイオフリーザーGS・GSSシリーズ、バイオマルチクーラーKGN・KGTシリーズ、スーパーフリーザーSFシリーズ)
  • 庫内は冷却されているが、温度表示がされない、あるいは温度表示が薄い。
  • A
    (1) 当社製品の中には、ボタン電池により温度表示を行っているものがあります(バイオメディカルクーラー)。表示が消えてしまったり、薄くなった場合には、温度表示部右側のカバーを取り外し電池を交換してください。ボタン電池のタイプは、「LR44」です。お近くのコンビニエンスストアーや写真屋等で、購入してください。
    (該当製品:バイオメディカルクーラーUKSシリーズ)
       
    (2) 温度表示が電池式でないACタイプの場合においても、操作基板の一時的な誤操作で、冷却はされているものの、温度表示が出ない場合があります。こんな時には、本体の電源SWをOFFにして、コンセントを抜いて、5分程度時間をおいてから、再度電源を入れて見てください。以上の作業で直らない場合には、修理が必要となります。
    (該当製品:デジタル表示製品全般)
  • 超低温槽(CLNシリーズ)で、温度上昇したのに自動冷却補助装置CO2(オプション)が作動しない。
  • A 操作パネルの「ALARM」と「CO2SW」がONになっているか確認してください。自動冷却補助装置は、警報装置と連動しているため、「ALARM」がOFFになっていると作動しません。
    (該当製品:超低温槽CLNシリーズ)
  • オプションで取付けた温度記録計の紙送りがされない、また紙送りはされるが記録しない。
  • A DC式タイプの場合には、電池が切れていないか、電池の接触部が腐食していないか、チャート紙が正しくセットされているか確認してください。なお、チャート紙が駆動はするが印字しない場合は、ペン先がインク切れか確認してください。ペン先は、当社にて販売しておりますのでお問い合わせください。
    (該当製品:オプションで記録計を取付けた製品)

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